宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/11/30 12:56 更新 太陽風が少し強まっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、再び少し強まって、 速度は460km/秒に、磁場強度は9nTに変化しています。 コロナホールの影響は、ある程度残っている様です。 磁場の南北成分は、 南向きにも強く変化する様に傾向が変わっています。 AE指数のグラフは、穏やかな状態が続いていますが、 今後は、磁気圏の活動もある程度高まるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは太陽の西の端に近づき、 影響はあまり続かないと思われます。 一方、北半球のコロナホールは、太陽の中心近くに進んでいて、 4〜5日後くらいから太陽風の高まりが始まりそうです。 27日周期の図を見ると、前周期は11月7日に変化が始まっています。 太陽は、特に変化はありません。 2689黒点群は、西の端に近づくとともに、 規模も小さくなっている様です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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