宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/11/28 13:06 更新 コロナホールの影響が到来して、太陽風の速度がやや高まっています。 担当 篠原 昨日の太陽風磁場の強まりは、その後、10nTまで高まりました。 続くように速度も上昇を始めて、 夜には、500km/秒近くまで高まりました。 コロナホールによる太陽風の高まりが始まった様です。 27日周期の図を見ると、 前周期より2日近く速度の変化が早まっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真で、 南半球から赤道近くに伸びていたコロナホールの影響が やって来た様です。 太陽風の速度は、その後も、 400〜480km/秒とやや高まった状態が続いています。 コロナホールは、太陽の南極へ離れて行く様に分布しています。 影響はどのくらいまで続くでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りに推移しています。 このため、磁気圏の活動は特に高まらず、 AE指数は小さい変化に留まっています。 太陽は穏やかな状態が続いています。 黒点は2689群のみです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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