宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:22)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/24 --- ---
11/23 --- ---
11/22 --- ---

黒点 11/24 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:15 362 -2.1
-2 h 370 -2.6
-4 h 385 -0.9
-6 h 398 -0.3
-8 h 399 -0.9
-10 h 401 -2.3
-12 h 419 -1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -23 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
11/24 0.4 1x10^4
11/23 0.4 7x10^3
11/22 0.4 3x10^3
11/21 0.4 5x10^3
11/20 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/11/19 07:30 太陽風は平均的な状態です。2687黒点群が見えなくなりそうです。
2017/11/20 11:59 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。今後、高速太陽風が始まりそうです。
2017/11/21 15:05 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2017/11/22 13:02 高速の太陽風が続いています。太陽は無黒点で穏やかです。
2017/11/23 08:06 高速太陽風は終わりに近付いています。
最新のニュース

2017/11/24 14:22 更新
太陽風は低速風に変わりかけています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の昼頃に430km/秒に下がり、
平均的な速さに戻りました。
そのまま深夜まで400km/秒台を保ちましたが、
今日に入ると更に下がって、
現在は370km/秒と低速風に変わりつつあります。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態で安定しています。

27日周期の図で前周期を見ると、
10月30日以降は、300km/秒付近の低速風になっています。
今回も同様の推移をすると、
この後も太陽風の速度は次第に下がっていきそうです。

太陽風の速度は下がってきましたが、
磁気圏では弱い活動が続いていて、
AE指数は、300nT程度の変化が頻繁に発生しています。
太陽風磁場の南北成分が、
弱い南寄りの状態になっているためでしょう。

今後、太陽風の速度が更に下がっていくと、
AE指数の変化も目立たなくなりそうです。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
太陽の中央付近に小さいコロナホールが見えています。
このコロナホールは、27日前には見えていなかった領域です。
小さいので影響は限定的だと思いますが、
3〜4日後の太陽風に多少の影響をもたらすかもしれません。

また、南半球の東側(左側)に見えるコロナホールは、
前周期は、11月2日に太陽風の弱い高まりをもたらしています。
今回は、11月29日頃でしょうか。


太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。