宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/11/22 13:02 更新 高速の太陽風が続いています。太陽は無黒点で穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の夜にかけて600km/秒まで高まりました。 その後は少しずつ下がり、現在は550km/秒です。 高速の太陽風は続いています。 太陽風の磁場強度は、 速度の高まりとともに10nTから5nTへ下がり、 その後、現在にかけて4nT付近で安定しています。 磁場の南北成分は、昨夜までは南寄りに振れていましたが、 その後は0nT付近で小さく変化するようになっています。 オーロラの活動度を表すAE指数は、 今朝までは500〜800nTの中規模の変化が続いていましたが、 その後は、変化が小さくなっています。 ノルウェーのトロムソは、曇りがちの空でしたが、 世界時21日17時のオーロラの強まりが撮影されています。 AE指数で、600nT程度の高まりになっている頃です。 SDO衛星AIA193では、 今回の高速風の発生源のコロナホールは、 太陽の西の端に近づいて、ほとんど見えなくなっています。 高速の太陽風は、次第に弱まっていきそうです。 太陽は、今日も黒点は見えず、 静かな状態が続いています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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