宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/11/17 12:50 更新 太陽風は、速度の弱い高まりが続いています。 担当 篠原 昨日、500km/秒に高まっていた太陽風の速度は、 その後も450〜500km/秒とやや高まった状態を保ち、 現在まで続いています。 一方、磁場強度は、昨夜には5nTと平均的な値に下がり、 今日に入ると、3〜4nTとやや弱くなっています。 太陽風の高まりは、小規模のまま終わりそうです。 磁気圏の活動も、次第に小さくなっていて、 AE指数の変化は、 昨夜までは500nTを超えるくらいになっていますが、 その後は、200〜300nTと小さくなっています。 この頃の最後の高まりにあたる、 世界時16日22時頃のオーロラの活動を、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 比較的短い時間ですが、オーロラの爆発が発生し、 空全体を明るく彩っています。 AE指数は、400nTの変化が起きています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが太陽の中心部に来ています。 3日後には、高速の太陽風が始まりそうです。 太陽では、2687黒点群で Bクラスの小さいフレアが発生しています。 活動度が高まっているというほどではありません。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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