宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/11/19 07:30 更新 太陽風は平均的な状態です。2687黒点群が見えなくなりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、390km/秒へやや下がりましたが、 平均的な状態が続いています。 磁場強度も、4nTと平均的な値で安定していましたが、 最新のところで、2nTに下がっています。 27日周期の図で前周期の変化を見ると(10月23〜24日)、 高速太陽風の始まりにかけて、 速度、磁場強度ともに下がっていく変化が見られます。 今回も明日にかけて同様の傾向が見られるのかもしれません。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 赤道付近のコロナホールは更に西に進み、 地球へ影響が及び始める目安の位置に近づいています。 今後の太陽風の変化に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、弱い南寄りの傾向です。 磁気圏では小規模の活動が時々発生していて、 AE指数には500nT程度の変化が数回発生しています。 太陽は、2687黒点群が微かになり、見えなくなりそうです。 X線グラフも目立った変化はありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |