宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/11/18 13:27 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。明後日くらいから次の乱れが始まりそうです。 担当 篠原 太陽風は、速度が420km/秒に下がり、平均的な風に戻っています。 磁場強度も、4nTと平均的な値です。 太陽風の弱い高まりは、2日ほど続きました。 太陽風磁場の南北成分は、南に向いたり北に向いたりしていますが、 振れ幅は小さく、磁気圏は概ね静穏です。 AE指数は、昨夜に起きた500nT程度の変化の後は、 静かになっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 中央部のコロナホールは西に進んでいます。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、10月24日から速度が高まっています。 このまま対応させると、 今回は明後日、20日頃から速度の上昇が始まりそうです。 前周期は600km/秒まで速度は上昇しました。 今回は、コロナホールがやや縮小していますが、 太陽風の乱れの規模はどうなるでしょうか。 太陽では、北西部(右上)に新しい黒点が出現して、 2688群と番号が付けられました。 昨日の太陽の可視光写真を見ると、小さい点が見えています。 夜にかけて少し大きくなりましたが、すぐ小さくなって、 今朝くらいに消えてしまいました。 X線のグラフに変化はなく、穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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