宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/11/15 13:25 更新 太陽風は平均的な状態です。2687黒点群が太陽の東に見えています。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒前後で安定し、 平均的な速度を保っています。 磁場強度の強まりは、昨夜にかけて続きましたが、 現在は平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、-5nT程度の南向きの変化が目立ち、 磁気圏の活動も比較的活発になっています。 AE指数のグラフでは、500nT前後の変化が続き、 1000nTに達する変化も起きています。 SDO衛星AIA193の写真では、 北半球のコロナホールは西の端に近づき、 今回も太陽風に目立った変化を起こさないまになりそうです。 一方、南半球のコロナホールは、中央線を通り過ぎたところで、 こちらは今後どうでしょうか。 太陽では、東端の黒点に2687群と番号が付きました。 SDO衛星AIA193では、小さい活動を起こしているのが見えます。 今後、Cクラスに達するような変化を起こすでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、 グラフの最高点としては1万に達していますが、 全体として変化が目立ち、 明日は大きく減少している可能性があります。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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