宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:18)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/16 --- ---
11/15 --- ---
11/14 --- ---

黒点 11/16 (NOAA)
磁場 フレア
2687 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 500 +2.1
-2 h 497 -0.3
-4 h 490 +4.1
-6 h 451 +8.7
-8 h 427 +2.1
-10 h 438 +5.8
-12 h 431 +1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h 7 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
11/16 0.6 8x10^3
11/15 0.5 2x10^4
11/14 0.4 4x10^4
11/13 0.5 4x10^4
11/12 0.5 5x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/11/11 13:02 太陽風の速度は再び600km/秒台に高まっています。
2017/11/12 12:44 太陽風の速度は520km/秒まで下がり、高速風は終わりに近付いています。
2017/11/13 12:21 高速太陽風は終わり、磁気圏も概ね静穏です。太陽は無黒点が続いています。
2017/11/14 12:31 太陽の東端に小さい黒点が現れています。太陽風はやや低速です。
2017/11/15 13:25 太陽風は平均的な状態です。2687黒点群が太陽の東に見えています。
最新のニュース

2017/11/16 13:18 更新
太陽風の速度が500km/秒に高まっています。

担当 篠原

昨夜遅く、太陽風の磁場強度が15nTに強まる変化が到来し、
その後、速度も上昇を始めて、500km/秒の高速風に達しています。
磁場強度は、一段下がっていますが、
依然10nT近くに強まった状態です。

27日周期の図の前周期の10月19〜22日にかけて見られた、
太陽風の弱い高まりが今回も回帰してきたようです。
前周期と同程度の変化であれば、速度の高まりはこの辺りで終わり、
2日程度の乱れになりそうです。

一方、現在も磁場強度は強まっているため、
速度ももう一段高まるかもしれません。
引き続き、太陽風の変化に注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、
全体としては北向きに強まっている様です。
このため、磁場が一時的に南向きに変化したときに、
磁気圏の活動を高めていて、
AE指数は、1000nT近い中規模の活動が起きたり、
静かになったりを繰り返しています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
赤道域に広がるコロナホールが、太陽の中央線に達しています。
この領域は、27日前も10月24日に高速太陽風をもたらしています。
今回は11月20日頃でしょうか。


太陽は、南東(左下)に2687黒点群が見えていますが、
目立った活動はなく、穏やかに推移しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。