宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/13 --- ---
11/12 --- ---
11/11 --- ---

黒点 11/13 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 414 -0.8
-2 h 421 -1.3
-4 h 426 -0.6
-6 h 426 +0.7
-8 h 440 -1.9
-10 h 435 -0.3
-12 h 449 -0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
-:- - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
11/13 0.5 4x10^4
11/12 0.5 5x10^4
11/11 0.5 4x10^4
11/10 0.5 5x10^4
11/ 9 0.5 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/11/ 8 13:10 太陽風の速度は650km/秒に高まり、磁気圏の活動も強まっています。
2017/11/ 9 12:44 高速の太陽風が続き、磁気圏も活発です。
2017/11/10 12:39 高速太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏は活動的です。
2017/11/11 13:02 太陽風の速度は再び600km/秒台に高まっています。
2017/11/12 12:44 太陽風の速度は520km/秒まで下がり、高速風は終わりに近付いています。
最新のニュース

2017/11/13 12:21 更新
高速太陽風は終わり、磁気圏も概ね静穏です。太陽は無黒点が続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜遅くに450km/秒へ下がり、
その後もゆっくりと低下して、
現在は410km/秒と平均的な速度に戻っています。

27日周期の図で前周期と比べると、
今回の高速太陽風は、1日ほど早く終わっています。

太陽風の磁場強度は、4nTから3nTへ少し下がり、
やや弱い状態が続いています。
南北成分は、南北に小さく変化しています。
速度が下がったこともあり、磁気圏の活動は弱くなっています。
AE指数では、磁場が南に振れた時間帯に
200〜300nTの小規模の変化が発生しています。

太陽風は一旦落ち着きましたが、
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
北半球のコロナホールが太陽の西側に進み、
影響は始まる目安の位置に近づいています。

前周期は10月19日に速度の小さい高まりが見られた程度ですが、
今回は目立った太陽風の変化をもたらすでしょうか。


放射線帯の高エネルギー電子は、
1万を超えて高まった状態が続いています。
太陽風が落ち着くと、ゆっくりと減少していきます。


太陽は今日も無黒点で、穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。