宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:44)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/12 --- ---
11/11 --- ---
11/10 --- ---

黒点 11/12 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 532 -0.4
-2 h 541 +2.5
-4 h 546 +2.1
-6 h 538 +2.5
-8 h 526 +1.1
-10 h 521 +1.7
-12 h 523 -0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
-:- - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
11/12 0.4 5x10^4
11/11 0.5 4x10^4
11/10 0.5 5x10^4
11/ 9 0.5 9x10^3
11/ 8 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/11/ 7 11:49 太陽風は低速で、磁気圏もとても静かです。高速風はまだ始まっていません。
2017/11/ 8 13:10 太陽風の速度は650km/秒に高まり、磁気圏の活動も強まっています。
2017/11/ 9 12:44 高速の太陽風が続き、磁気圏も活発です。
2017/11/10 12:39 高速太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏は活動的です。
2017/11/11 13:02 太陽風の速度は再び600km/秒台に高まっています。
最新のニュース

2017/11/12 12:44 更新
太陽風の速度は520km/秒まで下がり、高速風は終わりに近付いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュース以降も下がり続け、
12日1時(世界時11日16時)には520km/秒まで下がりました。
速度の低下はここで終わり、
以降、現在まで520〜540km/秒と高速の状態は続いています。

27日周期の図を見ると、下がり方は前周期と近い変化になっていて、
明日、明後日くらいで高速風は終わりを迎えそうです。

太陽風磁場の南北成分は、
0nTから北寄りで推移しています。
磁気圏の活動は弱くなっていて、
AE指数は時々小規模の変化が起きている程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
北半球のコロナホールは中央線を通り過ぎ、
続いて南半球のコロナホールが太陽の東側から進んでいます。
今週はこれらの領域の影響に注目してください。


太陽は無黒点のままで、とても静かです。


放射線帯の高エネルギー電子は、数万の状態で安定しています。
太陽風の変化は一段落ついたので、
こちらも落ち着いている様です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。