宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/10 --- ---
11/ 9 --- ---
11/ 8 --- ---

黒点 11/10 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 543 +1.8
-2 h 564 +0.6
-4 h 552 +4.0
-6 h 524 -1.0
-8 h 519 -0.4
-10 h 525 -0.3
-12 h 525 -1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
06:30 -22 -/ -
-2 h -28 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -29 -/ -
-8 h -40 -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
11/10 0.5 5x10^4
11/ 9 0.5 9x10^3
11/ 8 0.3 4x10^3
11/ 7 0.4 1x10^2
11/ 6 0.4 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/11/ 5 09:48 太陽風、磁気圏は穏やかです。太陽は無黒点が続いています。
2017/11/ 6 12:02 太陽風は低速になり、磁気圏もとても穏やかです。明日くらいから高速太陽風が始まりそうです。
2017/11/ 7 11:49 太陽風は低速で、磁気圏もとても静かです。高速風はまだ始まっていません。
2017/11/ 8 13:10 太陽風の速度は650km/秒に高まり、磁気圏の活動も強まっています。
2017/11/ 9 12:44 高速の太陽風が続き、磁気圏も活発です。
最新のニュース

2017/11/10 12:39 更新
高速太陽風の速度は下がり始めています。磁気圏は活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュース以降もゆっくり下がって、
今朝早くには、500km/秒近くまで下がりました。
その後、再び580km/秒くらいまで高まり、
すぐに下げて540km/秒くらいで落ち着くという変化をしています。
磁場強度は5nTから7nTに少し強まる変化をしています。

変化の様子から、高速太陽風はしばらく続きそうですが、
27日周期の図の前周期と比較すると、様子が変わっているようで、
この後、もう一度速度が高まる2つめの山がやって来るのか、
ゆっくりと下がっていくことになるのか、
この後の変化に注目してください。

SDO衛星AIA193では、
今回の高速風の発生源のコロナホールは、
太陽の北西の端(右上)にだいぶ近づいています。

一方、太陽の東からは、
北極から赤道付近に伸びる細長いコロナホールが近づいています。
27日前と比べて、コロナホールの広がりが大きくなっていて、
地球への影響も強まるかもしれません。
5日後の11月15日頃の太陽風に注目してください。

磁気圏の活動は、活発な状態が続いていますが、
変化の規模は小さくなっていて、
AE指数は、500nT前後の変化に下がっています。


今回の高速太陽風の影響で、
放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。
GOES15(青線)は5万近くまで増加し、
GOES13(青線)も1万を超えています。


太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。