宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/11/ 7 11:49 更新 太陽風は低速で、磁気圏もとても静かです。高速風はまだ始まっていません。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の深夜にかけて300km/秒まで下がっています。 磁場強度も、3nTに下がっていましたが、 今朝くらいから5nTに少し上がり、 現在は8nTとやや強まっています。 27日周期の図の前周期のグラフを見ると、 太陽風が強まり始めた頃に差しかかっています。 この後、磁場が更に強まったり、速度も上昇を始める可能性があります。 引き続き、太陽風のデータに注目してください。 磁気圏はとても静かな状態が続いています。 AE指数のグラフは、全く変化の見られない状態です。 今後、太陽風が強まり、 現在は北寄りになっている磁場の南北成分が南寄りに変わると、 オーロラの活動も一気に高まるでしょう。 月明かりの条件は厳しいですが、 太陽風が強まり始めたら、極域のライブカメラにも注目です。 太陽は無黒点のままです。 X線グラフも変化はありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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