宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/11/ 5 09:48 更新 太陽風、磁気圏は穏やかです。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、400〜430km/秒と、 平均的な状態で安定しています。 磁場強度も、5nTと平均的な値です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度です。 このため、磁気圏も穏やかな状態が続いていると思われます。 現在、AE指数の図を参照することができないので、 NOAA/SWPCによるPlanetary K-indexのグラフを掲載します。 詳細は、Detailsのページにありますが、 世界各地の地磁気データを集約して、磁気圏の乱れの程度を表します。 これを見ると、11月4日は活動の低い状態が続いています(最低値は0です)。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球のコロナホールは、 太陽の中心線をはさんで東西に広がっています。 地球の方向へ速度の高い太陽風を噴き出しているところです。 太陽は、無黒点の状態が続いています。 X線のグラフも変化はなく、太陽はとても穏やかです。 磁気圏全体の活動度を示す、Planetary K-index。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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