宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/30 --- ---
10/29 --- ---
10/28 --- ---

黒点 10/30 (NOAA)
磁場 フレア
2685 1 α ---
2686 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 314 -2.0
-2 h 316 -2.1
-4 h 321 -0.2
-6 h 327 +1.2
-8 h 335 -1.8
-10 h 345 -1.3
-12 h 345 -0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -12 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
10/30 0.5 5x10^3
10/29 0.4 4x10^3
10/28 0.4 4x10^3
10/27 0.6 5x10^3
10/26 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/10/25 13:46 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒に高まっています。
2017/10/26 12:26 高速の太陽風は続いていますが、速度は少し下がっています。
2017/10/27 12:45 太陽風の速度は低下が続いています。マックホルツ彗星が太陽に近づいています。
2017/10/28 12:05 太陽風は平均的な速度に戻り、磁気圏も穏やかです。彗星が太陽の横を通過しています。
2017/10/29 14:15 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。彗星が去りつつあります。
最新のニュース

2017/10/30 12:21 更新
太陽風の速度は310km/秒へ下がっています。アイスランドのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、現地10月27日の夜に、
アイスランド北部のフリーセイ島(Hrisey)で撮影された
オーロラの写真をいただきました。
現地は、久しぶりに晴れたとのことです。

この日の太陽風は、高速太陽風の終わりの頃で、
速度が430km/秒まで下がり、磁場の南北成分は0nT付近と
オーロラの活動の高まりには厳しい条件でした。
AE指数も小さい変化が時々起きる程度の穏やかさでしたが、
掲載している写真のように、全天を覆うようなオーロラが撮影できたそうです。

データだけ見ていると、穏やかな状態だったとまとめてしまいますが、
オーロラ地帯のそれぞれでは、様々な変化が起きていることを感じます。
どうもありがとうございます。



太陽風は、速度が310km/秒まで下がり、更に低速の風になっています。
磁場強度も、3nT前後に弱まっています。

磁場の南北成分は、南北に変化をしていますが、
振れ幅は2nT程度と小さく、磁気圏は穏やかで、
AE指数は、目立った変化は見られません。

SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールが中央付近に見えています。
11月1〜2日くらいに太陽風の弱い高まりが始まるかもしれません。


太陽は、2685、2686黒点群が小さくなって、
掲載の写真でかろうじて見える程度になっています。
いよいよ消えてしまうのでしょうか。

X線グラフに変化はなく、太陽は静かな状態が続いています。



アイスランド北部のフリーセイ島(Hrisey)で、現地27日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


アイスランド北部のフリーセイ島(Hrisey)で、現地27日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


アイスランド北部のフリーセイ島(Hrisey)で、現地27日の夜に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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