宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/10/25 13:46 更新 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒に高まっています。 担当 篠原 昨夜、24日20時(世界時24日11時)頃から、 太陽風速度の上昇が始まり、 24日22時(世界時24日13時)には、500km/秒を超え、 今朝、25日5時(世界時24日20時)には、600km/秒まで高まり、 現在までこの状態が続いています。 磁場強度は、速度が上がり始める頃には15nTまで強まり、 以降も10nT付近に高まった状態が続きました。 現在は、8nTと少し下がっています。 磁場の南北成分は、南に振れたり、北に振れたりしています。 AE指数を見ると、磁気圏の活動も、強まったり、少し落ち着いたりと、 磁場の変化に連動しています。 AE指数のグラフでは、 500〜1000nTの中規模の変化が活発に発生しています。 世界時24日20〜23時頃のオーロラの様子を、 ノルウェーのトロムソの全天カメラで紹介します。 トロムソでは、20時半と22時にオーロラの強まりが発生しています。 27日周期の図を見ると、高速風は前周期と同じ頃に始まりました。 前周期は、5日ほど高速の風が続いていますが、 SDO衛星AIA193を見ると、 コロナホールの広がりは前の周期よりも小さくなっています。 このため、継続期間は前周期より短くなるかもしれません。 太陽は静かな状態が続いています。 2685群、2686群の黒点も小さく、目立ちません。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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