宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/10/26 12:26 更新 高速の太陽風は続いていますが、速度は少し下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝早くまでは600km/秒台を保っていましたが、 その後一段下がり、現在は560km/秒です。 高速の風は続いています。 太陽風の磁場強度は、5〜7nT付近をゆっくりと変化しています。 概ね平均的な値です。 磁場の南北成分は、グラフの途中から南北への変化が小さくなり、 0nT付近に留まるように傾向が変わっています。 この影響で、AE指数のグラフで変化が発生している時間も、 短くなっているようです。 高速の太陽風は、始まって2日ほどが経過しています。 27日周期の図を見ると、前周期と似た推移になっていますが、 最高速度や磁場強度の強まり方などは、 前周期よりも少し弱くなっているようです。 これから次第に速度は低下していくと思われますが、 継続期間はどのくらいになるでしょうか。 太陽は、目立った変化はなく、 静かな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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