宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/10/24 12:06 更新 太陽風は低速になっています。太陽は静かな状態が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へ下がり、 低速の状態になっています。 磁場強度も、2〜3nTと弱くなっています。 この後、高速の太陽風が始まると思われますが、 現在はまだ穏やかに推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、強度が下がっているため、 0nT付近で小さく変化する程度です。 磁気圏は基本的には穏やかな状態だと思われます。 それでも、オーロラの活動が全くないということではなく、 世界時23日21時頃に、 ノルウェーのトロムソでオーロラの強まりが観測されています。 全天カメラで撮影された動画を掲載します。 27日周期の図を見ると、 前周期は9月27日に磁場の強まりと速度の上昇が発生しています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは太陽の西半球に進み、 影響が始まる目安の位置に達しています。 今後の太陽風の変化に注目して下さい。 太陽は、北半球の東端に現れた黒点に、 2686群と番号が付きました。 X線のグラフは全く変化がなく、太陽はとても静かです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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