宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (19:10)
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/21 08:09 M1.1
10/20 --- ---
10/19 --- ---

黒点 10/21 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
19:04 366 +1.5
-2 h 366 +1.3
-4 h 364 -1.4
-6 h 348 -1.5
-8 h 352 -1.0
-10 h 361 -0.4
-12 h 364 -0.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
18:30 -1 -/ -
-2 h 3 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
10/21 0.5 2x10^3
10/20 0.4 1x10^4
10/19 0.5 9x10^4
10/18 0.4 1x10^5
10/17 0.4 7x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/10/16 12:20 高速太陽風は続いていますが、速度は530km/秒に下がっています。
2017/10/17 12:47 高速太陽風は終わりに近づいています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2017/10/18 14:09 太陽風は平均的な速度に戻り、磁気圏も穏やかになっています。
2017/10/19 14:35 太陽の向こう側で活発な活動が続いているようです。太陽風は低速です。
2017/10/20 13:18 太陽風の速度がやや高まっています。太陽は無黒点で穏やかです。
最新のニュース

2017/10/21 19:10 更新
太陽の東端でM1.1の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

今朝、21日8時(世界時20日23時)に、
太陽の東端でM1.1の中規模フレアが発生しました。
太陽の向こう側で活発に活動していた2682黒点群が、
いよいよこちら側に姿を現したようです。

SDO衛星の可視光写真では、
東端にかろうじて黒い点が見えています。

このフレアは、CME(太陽ガスの放出現象)も起こしています。
SOHO衛星LASCO C2、C3による動画を掲載します。

また、太陽の向こう側で観測しているSTEREO AHead衛星の
EUVI195によるフレアの様子、
COR2によるCMEの様子も掲載します。

東端ぎりぎりで観測されたことから、
フレアの本当の規模はM1よりも大きかった可能性があります。
今後は太陽のこちら側で活動が起きるため、
地球へ影響が及ぶ可能性が高まります。
この黒点群の今後の活動に注目してください。


太陽風は、昨夜遅くに400km/秒台を割り、
360km/秒前後に下がっています。
低速の太陽風に変わっています。

磁気圏は静穏で、
速度が下がった後は、AE指数は目立った変化はありません。




今日は鹿児島高専の文化祭が行われました。
物理部と天文気象同好会の展示に参加しているうちに
一日が終わってしまいました。
記事の更新がかなり遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

台風が近づいていることもあり、
曇りのち雨と天気はあまり良くありませんでしたが、
多くの方に展示を見ていただき、楽しい文化祭でした。




GOES衛星のX線カメラによる、太陽の東端で発生したM1.1フレア。
(c) NOAA/SWPC、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


M1.1フレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Ahead衛星によるフレアの様子。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


STEREO Ahead衛星によるCMEの様子。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による太陽の可視光写真。東端に新しい黒点が出現している。
(c) SDO (NASA)


SOHO衛星EIT195による太陽コロナの写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。