宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/10/16 12:20 更新 高速太陽風は続いていますが、速度は530km/秒に下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと低下が続き、 530km/秒まで下がりました。 高速の状態は続いていますが、勢いは次第に弱まっています。 太陽風の磁場強度は、4nT付近に下がりつつある様です。 南北成分は、南寄り、北寄りとゆっくり変化しています。 磁気圏の活動は高まった状態が続き、 AE指数は1000nTの大きな変化が続いています。 一方、グラフの後半は磁場が北寄りになったため、 変化は小さくなっています。 今後はどちらに振れるでしょうか。 AE指数のグラフの中では変化が小さくなる頃ですが、 世界時15日19時前後の ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画を掲載します。 見事な輝きが何度も空を覆っています。 太陽は、黒点はなく、 穏やかな状態が続いています。 (現在もSDO衛星のサイトは閲覧できません) 放射線帯の高エネルギー電子は、 GOES15(青線)、GOES13(赤線)ともに、 昨日よりも増加しています。 昨日から発生していたネットワークの障害は解消されました。 これから学内のサーバーに戻していきます。 SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時15日18時半〜20時のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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