宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐が発達しています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/14 --- ---
10/13 --- ---
10/12 --- ---

黒点 10/14 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:45 681 +0.7
-2 h 661 -3.9
-4 h 659 +0.5
-6 h 668 -5.2
-8 h 644 -2.6
-10 h 608 -4.0
-12 h 595 -2.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -84 -/ -
-2 h -32 -/ -
-4 h -45 -/ -
-6 h -46 -/ -
-8 h -37 -/ -
-10 h -36 -/ -
-12 h -38 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^3
10/14 0.4 1x10^4
10/13 0.5 8x10^3
10/12 0.5 2x10^3
10/11 0.7 2x10^3
10/10 0.3 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/10/ 9 11:52 太陽風は平均的な速度を保っています。太陽は無黒点です。
2017/10/10 11:56 太陽風は低速になり、磁気圏はとても穏やかです。太陽は無黒点です。
2017/10/11 13:11 太陽風が少し強まり、高速風が始まりそうです。新燃岳が6年ぶりに噴火しました。
2017/10/12 12:59 太陽風の速度は500km/秒に高まり、磁気圏の活動も強まっています。新燃岳は噴火が続いています。
2017/10/13 10:17 500km/秒台の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2017/10/14 09:51 更新
太陽風の速度は700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も激しくなっています。

担当 篠原

昨日のニュース以降、
太陽風の速度は550km/秒に再び上がりました。
半日ほどこの状態が続いた後、
13日22時(世界時13日12時)頃から、
太陽風の速度は更に上昇して、650km/秒まで高まりました。
そして、現在は700km/秒に達しようとしています。

27日周期の図を見ると、
前周期も同じ頃に高速太陽風が来ていましたが、
この時は、到来後すぐに700km/秒の最高速度まで上がっていました。
今回は、だらだらと3日ほどかけて700km/秒まで上がっています。
高速風の後半の推移がどうなるか、今後の変化に注目して下さい。

太陽風の磁場強度は、7〜8nTにやや強まった状態が続いています。
このため、太陽風の速度は、
現在の高まった状態がしばらく続くかもしれません。

磁場の南北成分は、-5nT程度の南向きの状態が続いています。
速度の上昇と重なって、磁気圏の活動はかなり激しくなっています。
AE指数のグラフは、1000nTに達する変化が連続し、
2000nTや1500nTに達する大きな活動も起きています。

世界時13日17時半から20時にかけて、
ノルウェーのトロムソで撮影されたオーロラの動画を掲載します。
AE指数で、1500nTの変化が発生した頃の様子です。
時間を長めに作ったので、ファイルサイズが大きくなっています。
動画が表示されるまで少し時間がかかるかもしれません。


太陽は、無黒点の状態が続いています。
X線のグラフは全体の強度も下がって、太陽は穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES-15(青線)が10,000に達しています。
太陽風が一段と強まっているので、放射線帯も更に強まりそうです。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時13日17時班〜20時のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。