宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:17)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/13 --- ---
10/12 --- ---
10/11 --- ---

黒点 10/13 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:04 499 +2.1
-2 h 500 -2.1
-4 h 483 +1.0
-6 h 507 -0.4
-8 h 521 +1.2
-10 h 574 -3.3
-12 h 562 -6.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -31 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -28 -/ -
-6 h -31 -/ -
-8 h -32 -/ -
-10 h -36 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^3
10/13 0.3 8x10^3
10/12 0.5 2x10^3
10/11 0.7 2x10^3
10/10 0.3 8x10^2
10/ 9 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/10/ 8 09:50 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も静穏です。アイスランドのオーロラをどうぞ。
2017/10/ 9 11:52 太陽風は平均的な速度を保っています。太陽は無黒点です。
2017/10/10 11:56 太陽風は低速になり、磁気圏はとても穏やかです。太陽は無黒点です。
2017/10/11 13:11 太陽風が少し強まり、高速風が始まりそうです。新燃岳が6年ぶりに噴火しました。
2017/10/12 12:59 太陽風の速度は500km/秒に高まり、磁気圏の活動も強まっています。新燃岳は噴火が続いています。
最新のニュース

2017/10/13 10:17 更新
500km/秒台の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜にかけて580km/秒まで高まり、
その後少し下がって、500km/秒の高速状態で安定しています。
磁場強度は、7〜8nTと少し強まったままです。

磁場の南北成分は、
-5nTを越えるような南向きの変化が繰り返し発生しています。
磁気圏の活動も活発になっていて、
オーロラの活動度を示すAE指数は、
500nTの変化が続き、
1000nTに達する大きな変化も発生しています。

世界時12日23時前後のオーロラの様子を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
AE指数のグラフと対応して、
22時半頃にオーロラの最初の高まりが発生し、
23時過ぎに2回目の高まりが起きています。

SDO衛星AIA193では、北半球のコロナホールは、
太陽の西半球側(右側)に進んでいます。
太陽風の高まりは、次第に後半に入っていきます。


太陽は、無黒点の状態が続いています。
X線のグラフも静穏です。


高速太陽風の影響で、
放射線帯の高エネルギー電子が増加を始めています。
明日は10,000を超えているかもしれません。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時12日22時〜23時半のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。