宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/10/13 10:17 更新 500km/秒台の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜にかけて580km/秒まで高まり、 その後少し下がって、500km/秒の高速状態で安定しています。 磁場強度は、7〜8nTと少し強まったままです。 磁場の南北成分は、 -5nTを越えるような南向きの変化が繰り返し発生しています。 磁気圏の活動も活発になっていて、 オーロラの活動度を示すAE指数は、 500nTの変化が続き、 1000nTに達する大きな変化も発生しています。 世界時12日23時前後のオーロラの様子を、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 AE指数のグラフと対応して、 22時半頃にオーロラの最初の高まりが発生し、 23時過ぎに2回目の高まりが起きています。 SDO衛星AIA193では、北半球のコロナホールは、 太陽の西半球側(右側)に進んでいます。 太陽風の高まりは、次第に後半に入っていきます。 太陽は、無黒点の状態が続いています。 X線のグラフも静穏です。 高速太陽風の影響で、 放射線帯の高エネルギー電子が増加を始めています。 明日は10,000を超えているかもしれません。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |