宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/10/ 4 14:31 更新 太陽風、磁気圏は穏やかです。9月の黒点相対数は、43.6 でした。 担当 篠原 6月以来の報告になってしまいましたが、 WDC-SILSOによる9月の黒点相対数は、43.6 でした。 9月初めの2673群、2674群の発達や、 黒点群が5個前後見え続けていたためでしょう。 その一方、グラフ全体の推移で見ると、 40台という数字は、1年前の2016年の水準に上がった程度で、 特別に大きな変化ではないことも分かります。 無黒点の日数は、7月に11日を記録した後、 8月、9月はどちらも0日でした。 現在も黒点群は2つ見えていますが、 今後、どのように推移するでしょうか。 太陽風は、速度が380km/秒とやや低速に向かっています。 磁場強度も、4nTと少し弱くなっています。 磁場の南北成分は、南寄りですが、小さく変化する程度で、 磁気圏は概ね静穏です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが西半球に進んでいます。 明日くらいから影響が始まるかもしれません。 太陽は、X線グラフの変化はなく、 穏やかな状態が続いています。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の月毎の無黒点日の日数。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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