宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2017/ 9/30 10:17 更新 太陽風の速度は550km/秒に下がり、高速風は終わりに近付いている様です。 担当 篠原 太陽風の速度は、620km/秒から550km/秒へ下がっています。 低下の傾向が続いていますが、高速の状態は保っています。 一方、磁場強度は、4nTから3nTヘ更に下がっています。 高速風の領域としては、後半に入っている様です。 27日前の前周期は、 9月3日以降も500km/秒付近の高めの速度が続いているのですが、 今回はこの後どの様に推移するでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 南寄りの傾向は続いていますが、 全体の強度が下がってきたため、南向きの変化も小幅になり、 速度の低下と重なって、磁気圏への影響は小さくなっています。 AE指数のグラフは、変化は続いていますが、 大きくても600nT程度の規模になっています。 この後も、変化は更に弱くなっていくでしょう。 世界時29日19時頃のオーロラの活動を、 トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 昨日掲載した動画と同じ場所、同じ時間帯で、 活動の雰囲気も似ています。 太陽は、特に活動は見られず、 穏やかな状態が続いています。 前周期に大きなフレアを起こした2682黒点群は、 穏やかなまま、太陽の中心線まで進んでいます。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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