宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:11)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 2 --- ---
10/ 1 --- ---
9/30 --- ---

黒点 10/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2681 1 α ---
2682 1 α ---
2683 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 491 -1.4
-2 h 480 -2.4
-4 h 444 +0.5
-6 h 431 -0.5
-8 h 479 -1.9
-10 h 483 -1.6
-12 h 493 -3.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -31 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -26 -/ -
-8 h -27 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
10/ 2 0.3 5x10^4
10/ 1 0.3 1x10^5
9/30 0.4 7x10^4
9/29 0.4 4x10^4
9/28 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 9/27 13:26 低速の太陽風が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2017/ 9/28 13:47 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2017/ 9/29 12:31 太陽風の速度は700km/秒に達し、オーロラの活動も強まりました。
2017/ 9/30 10:17 太陽風の速度は550km/秒に下がり、高速風は終わりに近付いている様です。
2017/10/ 1 10:02 太陽風の速度は500km/秒を割り、高速風は終わりに近付いています。
最新のニュース

2017/10/ 2 13:11 更新
太陽風は500km/秒近い速度を保っています。磁気圏も比較的活動的です。

担当 篠原

8月21日の皆既日食から1か月半が過ぎてしまいましたが、
やっと今頃になって、撮った写真をいろいろ処理しています。
等間隔で撮っていた太陽の写真を並べて、
欠け始めから終わりまでの動画を作ってみました。
現地8月21日の10時過ぎから13時にかけて、10分間隔の撮影です。
ただし、皆既中の太陽は、10分間隔と関係なく挟んでいます。

こうすると、見えない月が太陽を横切る様子をより実感できる気がします。

また、最後から最初の写真に飛ぶ瞬間、黒点の位置が左に少しずれています。
たった3時間の撮影ですが、太陽の自転による動きが見えているようです。



昨日490km/秒にやや下がっていた太陽風の速度は、
今朝早く、一時的に440km/秒へ下がりましたが、
現在は再び490km/秒に戻っています。

高速の風は続いていて、27日周期の図の前周期の様に、
高まった状態が続いています。

太陽風の磁場強度は、今朝まで4〜5nTを保っていましたが、
現在は3nTに少し下がっています。
南北成分は、南寄りの傾向が続いていて、
AE指数は、変化は500nT前後にやや下がっていますが、
活動的な状態は続いています。

SDO衛星AIA193では、
南半球の中緯度域にコロナホールが見えています。
3日後くらいにこの領域の影響がやって来るかもしれません。
27日周期の図では、前周期の9月7日、8日頃は、
CMEによる突発性の擾乱が到来していたため、
今後の推測の資料に使えません。


太陽は、特に活動はなく穏やかです。
2681黒点群が西の端に沈もうとしています。




8月21日にアイダホ州で撮影した皆既日食の10分間隔の動画。皆既中の写真は10分間隔から外れている。
(c) 篠原 学


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。