宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/29 --- ---
9/28 --- ---
9/27 09:50 C1.7

黒点  9/29 (NOAA)
磁場 フレア
2681 1 α ---
2682 7 β ---
2683 2 α C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 622 +0.9
-2 h 646 +1.3
-4 h 639 +0.7
-6 h 674 -1.7
-8 h 663 -2.0
-10 h 653 -0.8
-12 h 672 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -47 -/ -
-2 h -42 -/ -
-4 h -44 -/ -
-6 h -37 -/ -
-8 h -41 -/ -
-10 h -41 -/ -
-12 h -50 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
9/29 0.4 2x10^4
9/28 0.4 2x10^3
9/27 0.5 9x10^2
9/26 0.5 4x10^2
9/25 0.4 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 9/24 10:28 太陽風は低速に変わっています。太陽は穏やかです。
2017/ 9/25 13:01 2673黒点群が太陽の東端に姿を現しました。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2017/ 9/26 13:24 太陽風は低速になっています。明日くらいからコロナホールの影響が始まりそうです。
2017/ 9/27 13:26 低速の太陽風が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2017/ 9/28 13:47 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も強まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2017/ 9/29 12:31 更新
太陽風の速度は700km/秒に達し、オーロラの活動も強まりました。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後に700km/秒に達しました。
その後次第に下がり、現在は620km/秒です。
高い速度の太陽風が続いています。

磁場強度は、10nTから4nTに下がっています。
速度の高まりとしては、ピークを越えた様です。
磁場の南北成分は、比較的南寄りに推移しています。
振れ幅は、磁場が強かった頃は-10nT近くまで大きく変化していましたが、
現在は磁場が弱くなっているため、-3nT程度の変化です。

速度が高まっていることもあり、
磁気圏の活動はかなり激しくなりました。
AE指数は、1000nTを超えて1500nTにも達する大規模な変化が続きました。
現在は、500〜1000nT程度と変化の規模は少し小さくなっています。
世界時28日19時頃のオーロラの様子を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
天気も良く、空全体を美しくオーロラが飾っています。

今回の磁気圏の乱れでは、
Dst指数(速報値)も -100nTまで下がっています(マイナス方向に発達します)。
中規模の磁気嵐になっていたようです。

27日周期の図を見ると、
前周期の9月2日以降は太陽風の速度は次第に下がっています。
今回も、コロナホールは西側(右側)に通り過ぎていて、
太陽風への影響は次第に弱くなって行くでしょう。


太陽は、特に変化はなく、
穏やかな状態が続いています。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時28日18時半〜19時のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


Dst指数(速報値)は -100nTまで下がり、中規模の磁気嵐が発生しています。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。