宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/10/ 3 11:25 更新 太陽風は平均的な状態に戻りました。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒へ下がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、3nTから5nTに少し上がって、 こちらも平均的な状態です。 磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数は、小さい変化が見られる程度です。 しかし、太陽風のグラフの最後のところで、 -5nTの南向きの変化が発生しています。 この影響で、磁気圏の活動が少し高まりそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南半球のコロナホールが太陽の西側に進んでいます。 明後日くらいから、この領域の影響がやって来るかもしれません。 大きな変化にはならないと思いますが、 2〜3日程度太陽風が強まる可能性があります。 太陽は穏やかで、X線グラフに変化は見られません。 黒点も、2682群、2683群とも穏やかです。 一方、太陽の向こう側でフィラメント噴出か何かが起きたようで、 SOHO衛星によると、太陽の右に向かってCMEの噴出が起きています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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