宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 9/26 13:24 更新 太陽風は低速になっています。明日くらいからコロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、320km/秒へ低下しています。 かなり遅い状態です。 磁場強度も、2〜3nTへ弱まっています。 磁場の南北成分は、0nT付近の小さい変化です。 磁気圏は穏やかで、 AE指数のグラフはほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールは更に西に進み、 地球へ影響が及び始める目安の位置に近づいています。 明日くらいから、太陽風が強まって行きそうです。 太陽では、東端の北半球に現れた黒点に、 2683群と番号が付きました。 先ほど、26日11時半(世界時26日2時半)に、 C1.8の小規模フレアを起こした様です。 可視光写真では、2681、2682、2683群と、 同じくらいの大きさの黒点が3か所に見えていて、 少しにぎやかになっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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