宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 9/23 14:09 更新 穏やかな太陽風が続いています。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度が380km/秒から350km/秒にやや下がり、 再び380km/秒に戻る変化をしています。 全体としてはやや低速の状態です。 磁場強度は、5nTと平均的な値が続いています。 南北成分は、比較的南向きに変化しています。 このため、AE指数では500nTに達する変化も起きています。 世界時22日21時の小さな高まりの頃のオーロラを、 昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。 オーロラの激しい輝きが頭上を通り過ぎています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 東半球のコロナホールが太陽の中央線に近づいています。 明日くらいには、中央に達しそうです。 このため、4日後くらいから太陽風の乱れが始まると考えると、 9月27日くらいになりそうです。 太陽は、2681黒点群が見えるだけで、 特に活動はありません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 10,000を超えて高まっていますが、 減少は続いています。 校内のネットワークが安定したので、 Webサーバーを復帰させる作業を行っています。 明日には完全に元に戻せると思います。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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