宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 9/21 14:34 更新 太陽風の速度はやや高速です。太陽に新しい黒点が現れました。 担当 篠原 昨夜遅く、太陽風の速度は450km/秒まで下がり、 やや高速の風になりました。 以降、現在までこの状態が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な値で安定しています。 南北成分は、小幅ですが、 南を向いたり北を向いたり、ゆっくりと変化しています。 このため、磁気圏の活動も、 高まったり静かになったりしていて、 AE指数では、300〜500nTの小規模の変化が起きたり、 変化がなくなって静かになったりを繰り返しています。 SDO衛星AIA193では、南半球の中央部に、 縦にコロナホールが伸びています。 3日後の太陽風に影響が見られるかもしれません。 また、東端(左端)の赤道域にコロナホールが現れています。 この領域は、前周期の8月31日以降の高速太陽風をもたらしています。 今回も、9月27日頃から同様の変化を起こすかもしれません。 太陽は、東端から黒点が現れ、 2681群と番号が付けられています。 今のところ、Bクラスの小さい変化が起きている程度です。 今後の活動に注目してください。 放射線帯の高エネルギー電子は、 今日は10万には届いていないようですが、 高まった状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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