宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:19)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/19 --- ---
9/18 --- ---
9/17 --- ---

黒点  9/19 (NOAA)
磁場 フレア
2680 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:15 553 -0.9
-2 h 566 -1.6
-4 h 575 +0.8
-6 h 586 +1.3
-8 h 588 -0.3
-10 h 607 +0.1
-12 h 647 -1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -22 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -31 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -31 -/ -
-12 h -37 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 5x10^4
9/19 0.8 6x10^4
9/18 0.7 5x10^4
9/17 1.2 4x10^4
9/16 2.6 6x10^4
9/15 26.6 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 9/14 13:28 太陽風は低速になっています。ノルウェーのオーロラをどうぞ。
2017/ 9/15 12:59 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動を強めています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2017/ 9/16 14:32 700km/秒近い高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動も活発です。
2017/ 9/17 09:36 700km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2017/ 9/18 09:51 太陽の向こう側で2673黒点群が大きなフレアとCMEを起こしています。
最新のニュース

2017/ 9/19 10:19 更新
高速太陽風は続いていますが、速度はゆっくり低下しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、ゆっくりと低下が続き、
現在は550km/秒まで下がっています。
磁場強度も、4nTへ下がっています。

太陽風は、高速の状態は続いていますが、
コロナホールは西に去りつつあり、
速度の高まりも終わりに向かうでしょう。

AE指数のグラフは、
太陽風の速度が600km/秒台を保っていた前半は、
1000nTに達する活発な変化を起こしていましたが、
次第に変化は小さくなっています。
磁場強度が下がってきたので、
南を向いた時の振れ幅も小さくなってきました。
磁気圏活動の規模も次第に小さくなっていくでしょう。

SDO衛星AIA193の写真では、
南半球の東側に縦に細長いコロナホールが見えています。
前周期よりは広がっていますが、
あまり影響は見られそうにありません。

27日周期の図の前周期の8月27〜29日の太陽風速度の高まりは、
データエラーで、実際には穏やかな状態が続いています。
今回も似た推移になりそうです。


太陽は特に活動は見られず、穏やかです。
X線の強度は、Aクラスのレベルに下がっていて、
27日周期の図では、線が見えない状態になっています。

黒点も2680群があるだけです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
10,000を超えて高まった状態が続いています。
このまま太陽風が落ち着いて、磁気圏も穏やかになると、
ゆっくりと減少していくでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。