宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:45)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/20 --- ---
9/19 --- ---
9/18 --- ---

黒点  9/20 (NOAA)
磁場 フレア
2680 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 493 -2.1
-2 h 504 -1.6
-4 h 510 -1.2
-6 h 509 -2.2
-8 h 518 -2.9
-10 h 517 -1.7
-12 h 528 +1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -40 -/ -
-2 h -30 -/ -
-4 h -31 -/ -
-6 h -29 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^4
9/20 0.6 1x10^5
9/19 0.8 6x10^4
9/18 0.7 5x10^4
9/17 1.2 4x10^4
9/16 2.6 6x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 9/15 12:59 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動を強めています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2017/ 9/16 14:32 700km/秒近い高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動も活発です。
2017/ 9/17 09:36 700km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2017/ 9/18 09:51 太陽の向こう側で2673黒点群が大きなフレアとCMEを起こしています。
2017/ 9/19 10:19 高速太陽風は続いていますが、速度はゆっくり低下しています。
最新のニュース

2017/ 9/20 12:45 更新
太陽風の速度は500km/秒まで下がり、高速風は終わりに近付いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、今日の昼に500km/秒まで下がっています。
高速太陽風は、ゆっくりと終わりに近付いています。
27日周期の図を見ると、
前周期も同じ頃に高速風は終わっています。

太陽風の磁場強度は、
4〜5nTと平均的な状態で安定しています。

南北成分は、比較的南向きに変化しています。
このため、磁気圏は活動的な状態が続いていて、
AE指数は、500〜700nTの中規模の変化が発生しています。
太陽風の速度が下がってきたことで、
AE指数の変化の大きさも次第に小さくなっている様です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
南半球を縦に細く伸びるコロナホールが、
中央線に近付いています。
4日後くらいの太陽風に影響が見られるかもしれません。
コロナホールの東西の幅は狭いので、
影響は限定的ではないかと思います。


太陽は、2680黒点群が見えるだけで、穏やかです。
東端から活動的な領域が近づいている様で、
X線強度のグラフに小さい変化が起きています。
領域の規模は小さい様ですが、黒点が現れるかもしれません。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15(青線)が、10万に達する変化をしています。
高まった状態は続いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。