宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 9/17 09:36 更新 700km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風は、700km/秒とかなり高い速度を保っています。 磁場強度は6nTから4nTへ下がり始めていて、 高速風は後半に入ろうとしている様です。 磁場の南北成分は、南北に頻繁に変化しています。 速度が高いこともあり、磁気圏は活動的な状態が続いています。 AE指数は、グラフの前半は1000nT近い大きな変化が見られ、 後半はやや小さくなっていますが、 600nTの中規模の変化が続いています。 グラフの後半にあたる、世界時16日18時頃の 南極・昭和基地のオーロラの様子を、 全天カメラの動画で紹介します。 美しいオーロラの輝きが、空を飾っています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは北極近くの緯度の高い部分が残っていますが、 緯度の低い側は西に通り過ぎています。 太陽風への影響は次第に弱まっていくでしょう。 太陽は、穏やかな状態が続いています。 X線グラフは特に変化はなく、 黒点も、2680群がぽつんと見えているだけです。 15日から、放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。 GOES13、15の両衛星で、10,000を超えた状態です。 南極の昭和基地で、世界時16日18時頃に撮影されたオーロラの様子。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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