宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/16 --- ---
9/15 --- ---
9/14 --- ---

黒点  9/16 (NOAA)
磁場 フレア
2680 3 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:22 658 -1.9
-2 h 663 -1.1
-4 h 696 -1.6
-6 h 691 -2.0
-8 h 690 +0.5
-10 h 684 -0.6
-12 h 667 +3.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -56 -/ -
-2 h -38 -/ -
-4 h -35 -/ -
-6 h -28 -/ -
-8 h -34 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -33 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.0 9x10^3
9/16 2.6 6x10^4
9/15 26.6 4x10^4
9/14 84.9 7x10^2
9/13 194.0 2x10^4
9/12 1090.0 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 9/11 10:46 太陽の西に沈んだ2673黒点群で、X8.2の大規模フレアが発生しました。
2017/ 9/12 13:50 高速太陽風は続いていますが、磁気圏は比較的穏やかです。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 9/13 13:07 CMEによる太陽風の乱れが到来し、速度は650km/秒に高まりました。
2017/ 9/14 13:28 太陽風は低速になっています。ノルウェーのオーロラをどうぞ。
2017/ 9/15 12:59 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動を強めています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2017/ 9/16 14:32 更新
700km/秒近い高速の太陽風が続いています。磁気圏の活動も活発です。

担当 篠原

太陽風の速度は、650〜700km/秒と高い速度が続いています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な値を保っています。
高速風の領域の中盤にいるようです。

磁場の南北成分は、頻繁に南向きに変化をしています。
振れ幅も-5nT程度に達しています。
磁気圏の活動は高まった状態が続いていて、
AE指数は1000nT前後の大きな変化が繰り返し発生しています。

南極の昭和基地で、薄雲を通してですが、
世界時15日21時にオーロラの明るい輝きが撮影されていました。
動画を掲載します。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球の高緯度域のコロナホールが
太陽の中央線付近に残っています。
この辺りからの影響が、今回の高速風の最後の変化になりそうです。


太陽は、中央に2680黒点群が見えるだけです。
X線グラフに変化はなく、穏やかな状態が続いています。




南極の昭和基地で、世界時15日21時に撮影されたオーロラの様子。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。