宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
昨日、C7.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 4 --- ---
9/ 3 06:56 C1.5
00:24 C7.7
9/ 2 09:11 C2.0
08:45 C1.4
00:32 C2.0

黒点  9/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2673 12 βγ C1
2674 21 β C2
2675 5 β ---
2676 6 β ---
2677 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 478 +0.5
-2 h 488 -2.3
-4 h 491 -3.0
-6 h 477 +1.0
-8 h 470 +0.2
-10 h 478 +0.7
-12 h 485 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
9/ 4 0.5 4x10^4
9/ 3 0.6 3x10^4
9/ 2 0.5 1x10^4
9/ 1 0.5 2x10^3
8/31 0.5 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 8/30 13:31 太陽の東から大きな黒点が現れています。太陽風は平均的な状態です。
2017/ 8/31 08:53 C5.2の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速に戻っています。
2017/ 9/ 1 10:56 高速の太陽風が到来し、速度は600km/秒台に高まりました。
2017/ 9/ 2 07:24 太陽風の速度は650km/秒へ高まっています。
2017/ 9/ 3 12:35 高速太陽風は速度が下がり始めています。2674黒点群が大きな姿を見せています。
最新のニュース

2017/ 9/ 4 13:20 更新
2673黒点群が大きく発達しています。

担当 篠原

太陽の中央部の南寄りにある2673黒点群が、
急速に大きさを広げています。
SDO衛星の撮影による、
この1日間の黒点群の発達の様子を動画で掲載します。

X線のグラフは、全体の強度が高まって、
Cクラスに近いレベルまで上昇していますが、
目立つ規模のフレアの変化は起きていません。

黒点が大きく発達したばかりなので、
この後の活動にも注目して下さい。

もう一つの大きな黒点群、2674群とともに、
拡大写真を掲載します。


太陽風は、速度が500km/秒から480km/秒へ少し下がっています。
高速風の領域は、終わりに近づいているようです。

太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態です。
磁場の南北成分は、グラフの前半は変化が小さかったのですが、
後半になって少し大きく南北に変化するようになっています。
このため、AE指数の変化も、
グラフの後半では500nTを越える変化に達しています。

高速太陽風は終わりに向かっているので、
磁気圏の活動も次第に穏やかになっていくでしょう。



この1日間で大きく発達した1673黒点群。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


急速に発達した2673黒点具の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


2674黒点具の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


世界時9月3日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時9月4日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。