宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 9/ 4 13:20 更新 2673黒点群が大きく発達しています。 担当 篠原 太陽の中央部の南寄りにある2673黒点群が、 急速に大きさを広げています。 SDO衛星の撮影による、 この1日間の黒点群の発達の様子を動画で掲載します。 X線のグラフは、全体の強度が高まって、 Cクラスに近いレベルまで上昇していますが、 目立つ規模のフレアの変化は起きていません。 黒点が大きく発達したばかりなので、 この後の活動にも注目して下さい。 もう一つの大きな黒点群、2674群とともに、 拡大写真を掲載します。 太陽風は、速度が500km/秒から480km/秒へ少し下がっています。 高速風の領域は、終わりに近づいているようです。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、グラフの前半は変化が小さかったのですが、 後半になって少し大きく南北に変化するようになっています。 このため、AE指数の変化も、 グラフの後半では500nTを越える変化に達しています。 高速太陽風は終わりに向かっているので、 磁気圏の活動も次第に穏やかになっていくでしょう。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 急速に発達した2673黒点具の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 2674黒点具の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース 世界時9月3日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時9月4日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |