宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 9/ 3 12:35 更新 高速太陽風は速度が下がり始めています。2674黒点群が大きな姿を見せています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 600km/秒から550km/秒へゆっくりと下がっていますが、 現在も、高速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 コロナホールの影響は、終わりに近付いていると思われます。 今後、更に速度は下がり、低速の穏やかな太陽風に変わりそうです。 太陽風磁場の南北成分は、やや南寄りの傾向が見られます。 速度の高まりもあり、磁気圏の活動は活発になっていて、 AE指数のグラフでは、1000nTを超える激しい変化や、 500nT前後の中規模の活動が頻繁に発生しています。 太陽は、2674黒点群が一層大きな姿を見せています。 C1.1、C1.0などの小さいCクラスフレアを起こしています。 夜に、C7.7のフレアが発生していますが、 西の端に沈んだ2672群で起きています。 また、太陽の西に2676黒点群、東端にも新しい黒点群が現れています。 なかなかにぎやかな太陽面です。 今日は、高専スペースキャンプ最終日で、 午前中に発表会を行って終了です。 昨日は好天と弱い風に恵まれて、 無事に缶サットとモデルロケットの実験を行いました。 4日間の集中活動のため、かなり疲れましたが、 楽しいキャンプでした。 これから新居浜を出て、夜に鹿児島に戻ります。 (c) 京都大学WDC 世界時9月3日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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