宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:53)
今日、C5.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/31 07:17 C1.3
03:31 C5.2
8/30 07:14 C1.3
8/29 11:54 C2.8

黒点  8/30 (NOAA)
磁場 フレア
2672 3 β ---
2673 1 α ---
2674 1 β C5

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:45 362 +1.1
-2 h 368 +1.0
-4 h 350 +1.5
-6 h 349 +0.2
-8 h 353 +0.3
-10 h 355 +0.8
-12 h 356 +1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
8/31 0.5 2x10^2
8/30 0.4 5x10^3
8/29 0.5 1x10^3
8/28 0.5 1x10^4
8/27 0.6 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 8/26 16:31 太陽風は低速です。21日の皆既日食の写真その2をどうぞ。
2017/ 8/27 12:38 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も静穏です。
2017/ 8/28 13:24 太陽風は低速の風が続いています。オレゴン州からの日食写真をどうぞ。
2017/ 8/29 14:01 太陽風は低速です。太陽に新しい黒点が現れています。
2017/ 8/30 13:31 太陽の東から大きな黒点が現れています。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2017/ 8/31 08:53 更新
C5.2の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速に戻っています。

担当 篠原

太陽の東端(左端)の2674黒点群で、
今日の未明、31日3時半(世界時30日18時半)に、
C5.2の小規模フレアが発生しました。

2674群は全体が見えるようになりました。
X線グラフでは、Bクラスの小さい変化も頻繁に発生しています。
今後の活動に注目して下さい。


太陽風の速度は、400km/秒から360km/秒へ下がり、
低速の風に戻っています。
磁場強度も、5nTから3nTへ弱くなっています。
コロナホールによる高速の太陽風は、まだ到来していません。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは太陽の西半球側に半分ほど進み、
地球へ影響が及び始める目安の位置に達しています。
今後、太陽風の磁場強度が強まり始めたら、
高速風の始まりも近いでしょう。

太陽風磁場の南北成分は、弱い北寄りになっています。
磁気圏は静穏で、AE指数は特に変化は見られません。




これから新幹線で岡山へ向かいます。
新居浜で行う高専スペースキャンプも、今年で3回目です。
天気には恵まれそうで、
まだまだ暑いですが、楽しい大会になりそうです。



世界時8月30日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。