宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2017/ 8/31 08:53 更新 C5.2の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速に戻っています。 担当 篠原 太陽の東端(左端)の2674黒点群で、 今日の未明、31日3時半(世界時30日18時半)に、 C5.2の小規模フレアが発生しました。 2674群は全体が見えるようになりました。 X線グラフでは、Bクラスの小さい変化も頻繁に発生しています。 今後の活動に注目して下さい。 太陽風の速度は、400km/秒から360km/秒へ下がり、 低速の風に戻っています。 磁場強度も、5nTから3nTへ弱くなっています。 コロナホールによる高速の太陽風は、まだ到来していません。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールは太陽の西半球側に半分ほど進み、 地球へ影響が及び始める目安の位置に達しています。 今後、太陽風の磁場強度が強まり始めたら、 高速風の始まりも近いでしょう。 太陽風磁場の南北成分は、弱い北寄りになっています。 磁気圏は静穏で、AE指数は特に変化は見られません。 これから新幹線で岡山へ向かいます。 新居浜で行う高専スペースキャンプも、今年で3回目です。 天気には恵まれそうで、 まだまだ暑いですが、楽しい大会になりそうです。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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