宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:24)
今日、C6.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/28 00:11 C6.3
8/27 --- ---
8/26 --- ---

黒点  8/28 (NOAA)
磁場 フレア
2671 5 β C6
2672 12 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 489 -2.2
-2 h 496 -0.5
-4 h 656 -1.4
-6 h 638 -1.9
-8 h 333 -6.1
-10 h 335 -7.4
-12 h 343 -5.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^2
8/28 0.5 1x10^4
8/27 0.6 2x10^4
8/26 0.4 2x10^4
8/25 0.4 8x10^3
8/24 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 8/23 15:11 高速太陽風は終わりに近付いています。21日の皆既日食の写真をどうぞ。
2017/ 8/24 15:31 太陽でCクラスのフレアが続いています。
2017/ 8/25 10:11 太陽風はやや低速になっています。太陽のフレアは静かになっています。
2017/ 8/26 16:31 太陽風は低速です。21日の皆既日食の写真その2をどうぞ。
2017/ 8/27 12:38 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も静穏です。
最新のニュース

2017/ 8/28 13:24 更新
太陽風は低速の風が続いています。オレゴン州からの日食写真をどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、8月21日の皆既日食の写真をいただきました。
オレゴン州のデトロイトという町で撮影したそうです。
(私の撮影地点からは、西へ800kmほど離れているようです)

高坂さんの滞在先では、初めは快晴だったのが、
前日の午後遅くから曇り始めたので、
これは危ないと考えて、車で観測地点を探したそうです。
レーダーを見ながら一晩中運転していたそうです。

結局、デトロイトという町の湖で撮影したとのことですが、
付近の山火事がひどく、
空は白くなり、灰も少し降ってきたほどだったそうです。
太陽がかなり赤く写ったのも、このためだそうです。

第2接触(皆既の始まり)から、光球の明るさが消えた彩層の姿、
コロナの広がり、第3接触(皆既の終わり)のダイヤモンドリングと、
美しい写真たちを4枚連続でご覧下さい。

当日晴れたのがなによりです!
どうもありがとうございます。



現在の太陽風は、速度が300km/秒近くまで下がって、
かなり低速になっているようです。
DSCOVR衛星のデータがおかしくなっているため、
ACE衛星のグラフを掲載しています。
ただし、最後の部分が欠測になっているので、
今朝以降の推移は分かりません。

太陽風の磁場強度は、5nTから8nT程度に高まっています。
27日周期の図を見ると、前周期の8月1日にも、
磁場が少し強まったり、速度がやや高まる変化が到来しています。
この変化が回帰しているのかもしれません。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは太陽の中心線を越えた程度で、
この領域の影響にはまだ早いタイミングです。

磁場の南北成分は、磁場が強まった頃に、
南向きに変化が偏っています。
このため、磁気圏の活動もやや高まっていて、
AE指数では、500〜1000nTの中規模の変化が続いています。
今朝以降は、南向きの変化も少し小さくなっている様で、
AE指数の変化も目立たなくなっています。


太陽は、西に沈んでいった2671黒点群で、
C6.3の小規模フレアが発生しています。
2672群も、Bクラスの小さい変化は発生しています。




現地8月21日に、オレゴン州デトロイトで撮影された皆既日食。
(c) 高坂雄一氏


現地8月21日に、オレゴン州デトロイトで撮影された皆既日食。
(c) 高坂雄一氏


現地8月21日に、オレゴン州デトロイトで撮影された皆既日食。
(c) 高坂雄一氏


現地8月21日に、オレゴン州デトロイトで撮影された皆既日食。
(c) 高坂雄一氏


世界時8月27日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時8月28日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。