宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2017/ 8/20 14:29 更新 太陽風は750km/秒に速度が高まっています。M1の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 今朝、20日10時半(世界時20日1時半)に、 太陽の東端で、M1.1の中規模フレアが発生しました。 また、中央部の2671群もC7.0と大きめの小規模フレアを 起こしています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 この他にも、この2つの領域でC1などのフレアを起こしていて、 X線のグラフは活発に変化をしています。 引き続き、これらの領域の活動に注目してください。 太陽風は、更に速度が上がって、750km/秒とかなり高まっています。 磁場強度は、7nTから5nTに下がっています。 27日周期の図を見ると、前周期を上回る速さの太陽風に変わっています。 このため、磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数のグラフは、1000nT前後の大きい変化が次々と発生しています。 極域では、オーロラが活発に活動したようです。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは西の端に近付き、 太陽風への影響は次第に弱まっていくでしょう。 また、太陽の中央部から東端にかけて、 次のコロナホールは見られません。 今回の高速太陽風が通過した後は、 しばらく穏やかな太陽風が続きそうです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時8月19日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時8月20日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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