宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 8/16 14:31 更新 小規模のCMEが発生しています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の東端の2671黒点群が少し大きくなっています。 昨夜、15日21時半(世界時15日12時半)に、 C1.1の小規模フレアを起こしましたが、 CME(太陽ガスの放出現象)を伴っていて、 SOHO衛星のLASCO C2、C3カメラでは、 太陽の左に向かって飛び出すCMEの様子が撮影されています。 横に向かっているため、地球への影響はありません。 2671黒点群は、小さい活動を活発に起こしています。 引き続き注目してください。 太陽風は、速度が360km/秒まで下がり、 低速の風に変わっています。 磁場強度は、3nTから5nTに上がる変化が起きていますが、 平均的な値に戻った程度です。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールが更に西に進んでいます。 地球へ影響が及び始める目安の位置に達しつつあり、 今後、太陽風に変化が始まる可能性があります。 明日から8月26日にかけて、海外へ出かけるため、 ニュースの更新が不定期になります。 可能な範囲で更新を行いますが、お休みする可能性も高いです。 ご了解下さい。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時8月15日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時8月16日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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