宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:31)
昨日、C2.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/16 --- ---
8/15 06:46 C2.3
01:19 C1.1
8/14 19:30 C2.7
10:58 C1.8

黒点  8/16 (NOAA)
磁場 フレア
2671 11 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:25 363 -1.8
-2 h 370 +2.7
-4 h 364 -2.1
-6 h 364 -1.3
-8 h 369 -0.3
-10 h 373 +1.2
-12 h 401 +1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
8/16 0.4 3x10^3
8/15 0.5 3x10^3
8/14 0.5 2x10^3
8/13 0.4 2x10^3
8/12 0.5 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 8/11 12:13 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。
2017/ 8/12 14:11 高速太陽風が到来して、550km/秒に速度は高まっています。
2017/ 8/13 10:49 高速の太陽風が続いています。2670黒点群は太陽の端に近づいています。
2017/ 8/14 10:31 太陽風の速度は再び600km/秒に高まっています。太陽は無黒点です。
2017/ 8/15 13:19 太陽の東端から黒点が現れました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
最新のニュース

2017/ 8/16 14:31 更新
小規模のCMEが発生しています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の東端の2671黒点群が少し大きくなっています。
昨夜、15日21時半(世界時15日12時半)に、
C1.1の小規模フレアを起こしましたが、
CME(太陽ガスの放出現象)を伴っていて、
SOHO衛星のLASCO C2、C3カメラでは、
太陽の左に向かって飛び出すCMEの様子が撮影されています。
横に向かっているため、地球への影響はありません。

2671黒点群は、小さい活動を活発に起こしています。
引き続き注目してください。


太陽風は、速度が360km/秒まで下がり、
低速の風に変わっています。

磁場強度は、3nTから5nTに上がる変化が起きていますが、
平均的な値に戻った程度です。

磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールが更に西に進んでいます。
地球へ影響が及び始める目安の位置に達しつつあり、
今後、太陽風に変化が始まる可能性があります。




明日から8月26日にかけて、海外へ出かけるため、
ニュースの更新が不定期になります。
可能な範囲で更新を行いますが、お休みする可能性も高いです。
ご了解下さい。



太陽の東に向かって噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時8月15日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時8月16日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。