宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:11)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/17 --- ---
8/16 --- ---
8/15 06:46 C2.3
01:19 C1.1

黒点  8/17 (NOAA)
磁場 フレア
2671 20 βγδ C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:04 407 +1.5
-2 h 415 -2.6
-4 h 401 -0.4
-6 h 403 -2.3
-8 h 404 -2.8
-10 h 402 -2.1
-12 h 402 -1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
8/17 0.5 3x10^3
8/16 0.4 3x10^3
8/15 0.5 3x10^3
8/14 0.5 2x10^3
8/13 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 8/12 14:11 高速太陽風が到来して、550km/秒に速度は高まっています。
2017/ 8/13 10:49 高速の太陽風が続いています。2670黒点群は太陽の端に近づいています。
2017/ 8/14 10:31 太陽風の速度は再び600km/秒に高まっています。太陽は無黒点です。
2017/ 8/15 13:19 太陽の東端から黒点が現れました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
2017/ 8/16 14:31 小規模のCMEが発生しています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2017/ 8/17 11:11 更新
2671黒点群は昨日より大きくなっています。高速太陽風が近づいている可能性があります。

担当 篠原

2671黒点群は、昨日よりも大きくなっています。
掲載の可視光写真でも、
黒点がよりはっきりと見える様になっています。

X線グラフは小さい変化が活発に起きています。
NOAAの報告では、黒点の磁場構造は複雑になっていて、
大きなエネルギーを蓄えている可能性があります
今後の活動に注目して下さい。

また、SOHO衛星によると、
CMEが太陽の東に向かって飛び出しています。
2671群の近くでフィラメント噴出が発生したようです。
地球への影響はありません。


太陽風は、360km/秒から400km/秒に上がり、
平均的な速度に戻っています。
一方、磁場強度は、5nTから9nTにやや強まっています。
コロナホールによる高速太陽風の開始が近づいているのかもしれません。
27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風も、ちょうど今頃に変化が始まっています。

太陽風磁場の南北成分は、磁場が強まり始めるとともに、
南北に変化が目立つようになっています。
このため、磁気圏の活動もやや高まっていて、
AE指数のグラフは、後半から中小規模の変化が起き始めています。




世界時8月16日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時8月17日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。