宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 8/19 13:42 更新 600km/秒の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後に600km/秒に高まり、 以降、安定した高速風が続いています。 磁場強度も、5〜7nTと少し強い状態が続いています。 コロナホールの影響が強まっています。 太陽風磁場の南北成分は、 -5nTの南向きの変化が頻繁に発生しています。 このため、磁気圏の活動は活発になっていて、 オーロラの活動度を表すAE指数のグラフは、 500nTから1000nTの中規模の活動や、 1500nTに達する激しい変化が続いています。 27日周期の図では、高速の太陽風は更に4日ほど続いています。 今回も引き続き、太陽風の変化や磁気圏活動の高まりに注目してください。 太陽は、東端の向こう側で、 C4.4、C3.5と小規模フレアが2回発生したようです。 詳しくデータを見ることができないのですが、 この後、どのような領域が姿を現すでしょうか。 今日は、ソルトレイクシティに来ています。 宿のWi-Fiの状態が非常に悪く、詳しくデータを見ることができません。 このため、最小限の更新内容にしています。 明日はアイダホ州の外れに移動します。 (c) 京都大学WDC 世界時8月19日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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