宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 8/15 13:19 更新 太陽の東端から黒点が現れました。太陽風は平均的な速度に戻っています。 担当 篠原 昨日、太陽のX線強度が強まり始めていた原因は、 東端から現れた2671黒点群でした。 活動的な領域で、出現後、 C1.8、C2.7、C1.1、C1.2、C2.3と、 規模は小さいですが、Cクラスのフレアを5回起こしています。 Cクラスに達するフレアの発生は、 8月1日のC1.4以来と、2週間ぶりです。 今後の2671群の活動に注目してください。 太陽風は、500km/秒から430km/秒へ速度が下がり、 高速風は終わった様です。 磁場強度も、5nTから3nTへ下がり、 やや弱くなっています。 磁気圏も概ね静穏で、 AE指数のグラフは時々小さい変化が発生する程度です。 SDO衛星AI193では、 北半球の中高緯度域にコロナホールが大きく広がっています。 現在、この領域から噴き出している高速の太陽風が 地球に向かっていると考えられ、 明日か明後日頃から、太陽風は再び強まりそうです。 緯度が少し高めなので、 どの程度の影響がやって来るか注目していますが、 東西に広いため、高速風の期間は長くなりそうです。 (c) 京都大学WDC 世界時8月15日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |