宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 8/14 10:31 更新 太陽風の速度は再び600km/秒に高まっています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜くらいから再び高まって、 550km/秒から600km/秒に上がり、 現在までこの状態が続いています。 コロナホールの広がりから、影響は弱まりそうだったのですが、 高速風は勢い良く続いています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向になっています。 このため、磁気圏の活動は比較的穏やかで、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 小さい変化に留まっています。 今日はSDO衛星のサイトが不調のようで、 最新画像を見ることができません。 このため、SOHO衛星EIT195の昨夜の写真を掲載しています。 太陽では、次のコロナホールが太陽の中央線を越えて進んでいます。 今、地球方向に速度の高い太陽風が放出されていて、 3日後くらいにやって来ると考えられます。 現在の高速風の推移とともに、 16〜17日頃の次の高速風の到来にも注目してください。 太陽は、2670黒点群が沈んで、見えなくなっています。 新しい黒点もなく、太陽は無黒点です。 X線グラフが最後のところで少し上がっていますが、 新しい活動領域が、 太陽の東端から見えかけているのかもしれません。 (c) 京都大学WDC 世界時8月14日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星による太陽の可視光写真。 (c) SDO (NASA) SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子 (c) SOHO (ESA & NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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