宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 8/13 10:49 更新 高速の太陽風が続いています。2670黒点群は太陽の端に近づいています。 担当 篠原 太陽風は、昨夜から今朝にかけて、 550km/秒から600km/秒へ速度が少し高まる変化が見られました。 反対に、磁場強度は10nTから5nTへ下がっています。 その後、速度は550km/秒へ下がっています。 今回の高速太陽風はピークを越えた様です。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は北寄り、後半は南北に小さく変化しています。 このため、AE指数のグラフも前半は静かな状態が続き、 その後、500nT程度の中規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールの先頭(右端)が、 太陽の中心線に達しています。 3日後の、16日頃から太陽風に影響が始まりそうです。 現在の高速風が終わると、すぐにこちらの変化に切り替わりそうです。 太陽は、2670黒点群が西の端に近づいています。 この他に黒点は見られず、太陽は無黒点になりそうです。 世界時8月12日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時8月13日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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