宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 8/12 14:11 更新 高速太陽風が到来して、550km/秒に速度は高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は550km/秒に上がって、 地球は高速太陽風の領域に入っています。 太陽風は、今日に入った頃から速度が少しずつ高まり、 今朝、12日9時(世界時12日0時)過ぎに、500km/秒に達しました。 そのまま550km/秒へ上がり、現在までこの状態が続いています。 磁場強度は、昨日のニュースの後に7nTへ一段高まって、 今朝以降は、10nTへ更に強まっています。 このため、太陽風の速度はこの後もう一段高まるかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、北に振れたり、南に振れたりしています。 磁気圏の活動もやや高まっていて、 AE指数のグラフは、500nT前後の変化が数回発生しています。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南西側(右下側)と北東側(左上側)にコロナホールが見えています。 現在の高速風が通過した後は、 続いて東のコロナホールの影響が始まるでしょう。 太陽は、X線グラフに変化はなく、とても穏やかです。 (c) 京都大学WDC (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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