宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 8/10 14:45 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、420km/秒付近で安定しています。 磁場強度は、5nTから3nTへ下がり、やや弱くなっています。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTを挟んで小さく南北に変化しています。 磁気圏は基本的には穏やかですが、 AE指数には、小さい変化も見られます。 SDO衛星AIA193では、 赤道から南半球にかけて広がるコロナホールが西に進んでいます。 2日後くらいから、太陽風に影響が見られるかもしれません。 太陽は、穏やかな状態が続いています。 X線グラフはほとんど変化がなく、 黒点も2670群が見えているだけです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 GOES13(赤線)は10,000を割り、 GOES15(青線)も減り始めています。 この後も、次第に減少していくでしょう。 鹿児島高専は、今日で前期の授業を終わり、 明日から夏休みに入ります。 私は、この後にもう1コマ授業が入っているのですが、 それを終えると、一段落です。 (c) 京都大学WDC 世界時8月10日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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