宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 7 --- ---
8/ 6 --- ---
8/ 5 --- ---

黒点  8/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2670 3 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 555 -0.2
-2 h 577 -0.2
-4 h 586 -0.7
-6 h 597 -1.1
-8 h 604 +1.2
-10 h 632 -1.8
-12 h 626 -0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
8/ 7 0.3 2x10^4
8/ 6 0.4 2x10^4
8/ 5 0.4 3x10^3
8/ 4 0.4 6x10^3
8/ 3 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 8/ 2 15:02 東端の黒点が見やすくなっています。太陽風の速度は少し高まりました。
2017/ 8/ 3 14:28 黒点は2670群と番号が付きました。長野県で撮影された大気光をどうぞ。
2017/ 8/ 4 12:19 太陽風の磁場強度が強まっています。速度は平均的な状態です。
2017/ 8/ 5 12:42 太陽風は700km/秒の高速風になり、磁気圏の活動も高まっています。
2017/ 8/ 6 12:06 太陽風は630km/秒と高速で、磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2017/ 8/ 7 12:05 更新
太陽風の速度は下がり始めていますが、高速の状態は続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、今朝早くに600km/秒台を割り、
現在は550km/秒まで下がっていますが、
依然、高速の風が続いています。

磁場強度は、5nTから4nTへやや下がりかけていて、
この後、速度とともに次第に弱まっていくかもしれません。

磁場の南北成分は、グラフの前半は南北の変化が目立っていますが、
次第に振れ幅は小さくなって、0nT付近に留まるようになっています。
AE指数のグラフは、
ここまでは500〜1000nT程度の中規模の活動が繰り返し発生していますが、
速度が下がってきていることもあり、今後は変化が小さくなりそうです。

SDO衛星AIA193では、北半球に広がっていたコロナホールは、
西の端に近づいて、見にくくなってきました。
太陽風への影響も弱まっていくでしょう。


太陽は、2670黒点群が中央部に達しています。
X線グラフは、Bクラスの小さい変化が数回起きていますが、
強まる様子はなく、穏やかな状態が続いています。


高速太陽風の影響で、放射線帯の高エネルギー電子が増加し、
GOES15(青線)は、10,000を超えています。
GOES13(赤線)はもう少しですが、明日は達しているでしょうか。




世界時8月6日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時8月7日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。