宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 8/ 6 12:06 更新 太陽風は630km/秒と高速で、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、700km/秒から630km/秒へ一段下がっていますが、 高い速度の太陽風は続いています。 磁場強度も、5nTと平均的な値を維持しています。 高速太陽風はまだ中盤の様です。 磁場の南北成分は、比較的南寄りに変化しています。 速度が高まっていることもあり、磁気圏の活動も強まった状態が続き、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 500〜1000nTの中規模の変化が連続的に発生しています。 極域では、オーロラの輝きがにぎやかに見えているのではないでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 今回の太陽風の高まりをもたらしているコロナホールは、 太陽の西の端(右端)に近づいています。 太陽風の勢いはこれから次第に低下しそうです。 太陽は、2670黒点群がぽつんと見えるだけです。 X線の変化もなく、静かな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC 世界時8月5日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC 世界時8月6日のAE指数(速報値)。 (c) 京都大学WDC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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