宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:19)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 4 --- ---
8/ 3 --- ---
8/ 2 --- ---

黒点  8/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2670 3 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 405 +17.1
-2 h 393 +13.1
-4 h 416 +8.1
-6 h 418 -2.3
-8 h 397 -4.4
-10 h 386 +1.1
-12 h 401 -3.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
8/ 4 0.4 6x10^3
8/ 3 0.4 4x10^3
8/ 2 0.4 5x10^3
8/ 1 0.5 2x10^4
7/31 0.5 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 7/30 13:06 太陽風は平均的な状態です。小さい黒点が出現しています。
2017/ 7/31 12:04 太陽風の速度は少し高まっていますが、低速の状態です。太陽は無黒点に戻っています。
2017/ 8/ 1 13:02 太陽風は低速です。太陽の東端から2665黒点群が現れかけています。
2017/ 8/ 2 15:02 東端の黒点が見やすくなっています。太陽風の速度は少し高まりました。
2017/ 8/ 3 14:28 黒点は2670群と番号が付きました。長野県で撮影された大気光をどうぞ。
最新のニュース

2017/ 8/ 4 12:19 更新
太陽風の磁場強度が強まっています。速度は平均的な状態です。

担当 篠原

昨日の夜より、太陽風の磁場強度がゆっくりと強まり始め、
昼前の4日11時(世界時4日2時)に、20nTまで強まりました。
その後、少し下がっていますが、
現在も17nTとかなり強まった状態です。

コロナホールの影響が始まったのではないかと思うのですが、
太陽風の速度に目立った変化はなく、
370km/秒のやや低速の状態から、
400km/秒と平均的な速度に少し高まった程度です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは西側に半分ほど進み、影響が及び始めて良い頃です。
これから速度も上昇を始めるのではないでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
磁場の強まり初めは南北に変化していましたが、
次第に北向きに強まる傾向に変わっています。
このため、磁気圏の活動も、
初めはAE指数で500nT前後の中規模の変化が起きていましたが、
その後、変化が見られなくなっています。

今後、磁場の方向が南寄りに切り替わった場合、
強度が上がっているため、南向きに大きく変化する可能性があります。
その場合、磁気圏の活動も一気に強まります。
今後の太陽風の推移に注目してください。


太陽は、目立った活動はなく穏やかです。
2670黒点群は、
太陽の向こう側でエネルギーを使い果たしたのかもしれません。




鹿児島(霧島市)は、台風5号の影響で風が強まっていますが、
台風との距離にあまり変化がないためか、状況は昨日と同じ程度です。
現在の予報では、台風は日曜日の夜にかけてすぐ近くまでやって来るようで、
強い風雨に見舞われそうです。

台風接近のため、今日の夕方から月曜日の昼頃まで、
鹿児島高専の学内LANが停止することになりました。
宇宙天気ニュースの公開は、外部サーバーに避難して続けますが、
フレアや情報BOXなどの最新情報の自動更新はお休みします。



世界時8月3日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時8月4日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。